喪中はがきとは
一般的に服喪期間は、両親、夫、妻が1年。子・兄弟姉妹が3ケ月と言われています。
この服喪期間中に新年を迎える場合は、喪中による年賀欠礼の挨拶状を出します。
これが喪中はがきと言われています。
仕事関係などで年賀状を出さなければならない場合、家族で相談して、皆が揃うようにようにすれば良いでしょう。
喪中欠礼の挨拶は、できるならば11月中までに届くように手配し、誰がいつ亡くなったかを記載します。
故人とゆかりのある方や、生前お世話になった方へは、感謝の言葉を付け加えると良いでしょう。
はがきは、郵便はがき(胡蝶蘭)または、私製はがきを使用し、仏事用の切手を貼って出す方がより丁寧です。
喪とは
喪(も)は親族が死去した者がハレに値する祝い事などを避ける一定の期間をさす言葉である。
喪中とも喪に服する(服喪・忌服・服忌)とも称される。
死別は悲しいことなので嬉しい事をしている場合ではないという心情的な理由の他に、死は穢れの一種であるため、それに関与するものを一時的に地域社会の慶事より外すことによって穢れを避ける意味合いも持つ。
喪中の禁忌事項について
死去後どの位の間喪に服するか、またどのようなことについて制限を与えるかということについては死者との縁故関係や宗派によって大きく異なり、また制限期間に関しても宗派や物事によって異なる。「喪中」の期間は「忌」と「服」に分けられ、両方あわせて「服忌」(ぶっき)または「忌服」(きぶく)という。
「忌」は個人のための祈りに専念する期間であり、また、死の穢れが身についている期間であるとされる。かつては「忌」の期間には家の中に篭り、穢れが他の者に移らないように外部との接触を絶っていた。今日では外部との接触を完全に絶つことはないが、「忌引」として仕事や学業を休む期間となっている。
「忌」の期間は」死者との縁故関係によって異なるが、一般的には最長で50日間(親、子、配偶者の場合)とされる。「服」は故人への哀悼の気持ちを表す期間であり、最長で1年(親、子、配偶者)である。この期間は慶事への参加、慶事を執り行うことを控える。
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